猿政山は,広島県高野町と島根県奥出雲町との県境にまたがる山で,特徴のある山姿は遠くからでもよく分かる。
『出雲風土記』には三坂山という名で紹介されており、この山は古くは信仰の山だったようだ。頂上の北西側の本谷上流には、崩れた石窟があるらしい。
初めての猿政山登山だ。薮こぎ覚語で登ったが,踏み跡がずっとついており楽に登ることができた。
Webサイトの写真で見た一番の急斜面のトラロープも白いロープに張り替えられていた。
この登山道は森林浴にぴったりだ。地図2から4の細い尾根の登山道は樹木の間をくぐり抜ける。樹木や岩に触れながら歩くのは気持ちのいいものだ。
■地図登山口からの所要時間(登り約1時間5分、下り約40分)
- 登山口出発(6:54)
- 地図2の尾根到着(7:15)
- 地図3のロープ場到着(7:29)
- 地図4の島根県登山道との合流点到着(7:53)
- 頂上到着(8:00)
猿政山山頂から登山口へ下っています。
吾妻山から見た猿政山方面
今回使用した地図とルート
ルートはイメージ(登山口の尾根が違うかも?)
広島県側から登るなら俵原からの林道を登るのが便利
林道入口
林道入口すぐ側の広場
登山口に目印はないが,崖を上がる階段状の道があるので分かる。
左写真は登山口(6:54出発)
右写真は左写真の奥に見えるセメントの上部から左下を写したもの
登山口側に駐車スペースはあるが,車高の高い車でないと林道を上がるのは危険
少し登ると短いロープが張ってあった(地図1辺り)
それほど急ではないが直登で滑りやすいので,ロープがあるとありがたい
すぐにブナ林となった
サンカヨウも自生している
地図2手前,目印になるトチノキ?があった
地図2ここから細い尾根を登る(7:15)
右からこの尾根に入った。帰りにこの尾根をそのまま下りると高い崖に出てしまうが,ここから下は薮になっているので間違えることはないだろう。
薮こぎを覚語してきたが,踏み跡がずっとあり楽に登れる
所々に短い急斜面があるが、全体的には楽な登りが続く
最近ロープが付け替えられたようだ(7:29)
急斜面はこの一カ所のみ
ロープを登った辺りからイワカガミが道沿いに咲いていた
細い尾根の両脇のブナなどの樹木の間を抜けながら歩く
樹木や岩に触れながら歩く登山は実に気持ちいい
山頂が近くなってきた
右写真の赤テープの右側が島根県側登山道
地図4(島根県側登山道との合流点)(7:53)
左写真奥(下)へ進むと島根県側登山道。右写真奥から登ってきた。
合流点から少し進んだ所,右写真(高野町毛無山方面の山並み)
山頂手前の方がそれまで登ってきたところより薮になっていた
山頂手前に咲くサンカヨウ
猿政山山頂(8:00)
山頂からの見晴らし(島根方面)
オオヤマレンゲはまだ蕾です
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