この辺り一帯は昭和38年7月24日に比婆道後帝釈国定公園として指定されました。
標高1080mあたりの月見が丘まで自動車で上がることもできます。
この山は、麓は大きな木の林、中腹は中くらいの高さの木の林、その上が小さい茂みの地帯、山頂が草原地帯とまるで3000m級の高山の縮図のような植物体を持っています。
写真は岩樋山からの眺め
岩樋山と道後山を比べたら岩樋山の方が標高も高いし見晴らしもいい、山頂に巨石もあり独特の雰囲気もある。
それなのに道後山の方が有名だ。確かに道後山には1等三角点があるが不思議な感じがする。休憩所の上辺りからイチイの木が山頂を取り囲むように植えられている。
イチイの木(栂の木)は古代神木と考えられており比婆山でも御陵を取り囲むように植えられている。山頂にそれらしき物は無いが山岳信仰と関係があるのだろうか。
岩樋山山頂から峰づたいに築かれた県境の石塁があります。かつては牛の放牧が盛んでその当時の面影をといえるでしょう。まるで小型の万里の長城です。
- 道後山岩樋山登山道を行く・前座野呂遊歩道経由で月見が丘へ
- 道後山岩樋山登山道を行く・月見が丘から岩樋山へ
- 道後山岩樋山登山道を行く・岩樋山から道後山と大池へ
- 道後山(小奴可持丸道後山林道から登る)持丸からの林道の紹介
- 道後山(小奴可持丸道後山林道から登る)林道終点登山口から道後山山頂へ
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